シアトルのチッテンデン水門 最終回はフィッシュラダー
チッテンデンで3回も引っ張ってますが、それも今回が最終回です。
最終回は水門ではなく、フィッシュラダー。
フィッシュラダーというのは直訳すれば「魚の梯子」ですが所謂「魚道」です。
川の堰があるところに遡上する魚が通れるように造られた魚用の水路のことです。
ここには水門があるくらいなので上流側と下流側に水位差があり、川幅いっぱいの堰があります。
通常は水が滝のように流れているわけです。
しかし、この川には海から鮭や鱒が上流の川を目指して遡ってくるため、このままでは滝を登らないといけないことになります。
そこで堰の端、実際には水門がある側と反対の岸沿いに階段のようにコンクリートで水路が作られています。
階段の格段の間はわずかな落差の滝なので魚は一段上には容易に行けます。また、格段の間は水が溜まっているので魚はそこで次の段に上がる前に休憩することもできるわけです。
ここのオモシロイところは単に魚道があるだけではなく、魚道沿いに半地下の部屋が設けられており、その部屋の魚道側の壁がガラスになっていて水族館の水槽のように見ることができるのです。
初めてここに来たときは1月でこのフィッシュラダーのガラス窓からは水だけで一匹の魚も見ることはありませんでした。
ところが来ること3回目、翌年の8月初めに来たときにサーモンの大群を見ることができました。
何度も来た価値があったというものです。
今日はそのフィッシュラダーとサケたちを写真で紹介します。
毎回出しているGoogle Mapの航空写真ですが、堰の南の端(下の端)がフィッシュラダーです。
大きな地図で見る
フィッシュラダーのガラス窓からこのようにたくさんの魚(サーモン)が見えます。

ガラス窓のある部屋はこんな感じ。水族館のような感じでしょう。
窓の横にサケの種類が書いてあるところも水族館風。この写真に写っているのは"CHINOOK"、"COHO"、"SOCKEYE"、"STEELHEAD"の4種が書いてあります。
最初の"CHINOOK"は5月5日の記事でシーフードレストランを紹介したときに、1件目に紹介したレストランの名前がこの"CHINOOK"でした。実ははこのレストランはこのフィッシュラダーのすぐ近くなのです。店の名前はサーモンの種類だったわけです。
それぞれどんな種類か、わかる人は教えてください。魚屋にもこういう名前でおいてあります。
5月5日の記事「シアトルでシーフードを食べる、シーフードレストラン篇」
http://blogzone50.blog98.fc2.com/blog-entry-90.html
フィッシュラダーを上から見るとこんな感じ。コンクリートでできた生け簀のようです。
この季節、水門のところには観光客が大勢いるのですが、フィッシュラダーはそれほどでもありません。
堰の上の橋を渡るだけなのですが、あることを知らない人が多いからではないでしょうか。
私は見たときは感動もんで、夏に行かれる方にはぜひお勧めします。
ところで、ここの堰は夏は普通にいくつかの水門を開けて水を流していますが、春に行ったときは下の写真のようにパイプのようなもので堰の上の水を下に流しています。
このパイプには意味があり、上流から下流に向かって泳いでいく鮭の稚魚を傷つけないような太さと水量になっているらしいです。
下流に無傷で投げ出されたサケの稚魚たちがそのうちこの川に帰ってくるのでしょう。
3話完了にやたら時間がかかったチッテンデン水門は今回で終わり。
シアトル話も残り少ないかもしれません。
久々のシアトル編いかがでしたか。ご興味あらば応援よろしく。
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- [2008/07/19 22:36]
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コメント
すごい!
おぉ〜 サーモンの 大群ですかぁ〜
産卵時期は 川をさかのぼるとことこ 見れるんでしょうかねぇ〜。
北海道の さけ館なるとこも 横の川が 水族館から 川の底が 覗けるように なってました。
それにしても この水門 奥が深いですね。
やはり 何事も 下調べが大事ですね。
シアトルでは 忘れず 立ち寄りたい!!
3回の 記事 ご苦労さまどした。
おひさでつ^^
シアトル滞在日数1泊増やそうかな・・・学校遠っ><
コウいう事も、事前に聞いていないと通り過ぎてしまいそう。
すごいなぁ〜、鮭さんの為に水路作ってるんだ。
詳しい情報、ありがとう〜!
あぁ〜10月が、楽しみ
porunnさん、へぇー
北海道にもそんなとこがあるんですね。北海道は札幌、小樽以外は長らくご無沙汰で詳しくないんですわ。それも見てみたいですね。
でもここのフィッシュラダーは執念でサーモン見れるまで通いましたから。
最後の写真のURLが間違っていたのをさきほど修正しました。同じ写真が2枚表示されてましたね。書きっぱなしでぜんぜん見てないもので失礼おば。
usamimiさん、spokane
なんですよね、大学は。
その町は行ったことないですが、シアトルから500km以上、飛行機で1時間って書いてありますね。確かに遠いですねぇ。もう一日欲しくなりますね。
このサイトで見ましたが、きれいな町ですね。
ワシントン州2番目の町ということなんで丸一日は楽しめるんではないですか。
http://sandpoint.web.infoseek.co.jp/spokane/index-j.html
おこんばんは
いやぁ、また来ております。賄賂の国へ…。今日は仕事で嫌な事ばかりです。
しかし写真見た瞬間は水族館だと思いますよ、これは。
へぇ、魚道なんですね!しかもうまそうなサーモンだこと…。
やっぱりアメリカの北のほうは、「サーモン」って感じですよね。
mizokichiさん、まいど
おお、また西方ですか。ほんとに1年の半分は海外というのは看板に偽りなしですね。
このピチピチサーモンを北海道の木彫りのヒグマのようにかぶりついたらうまいでしょうね。
シアトルではスモークサーモンは確かに安いような気がします。特に太い縁側みたなとこは脂が乗って安くてお勧めです。
でもレストランで高級品で出てくるのはアラスカ産だったりするのが良くわかりません。
そもそも魚屋で売ってるのも冷凍モンも多そうで、日本の漁港近辺(たとえば明石とか)とはちょっと違うようですね。
サーモン肴にお酒飲んで嫌なことは忘れましょう。お互い(笑)